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人前結婚

人前結婚とは、家族や親戚・友人などの人の前で愛を誓う挙式で、ヨーロッパの伝統的な人前結婚の事を『シビル・ウェディング』といいます。
神前や仏前・キリスト式と違い、いつでも、どこでも挙式が挙げられる、結婚費用のかからないリーズナブルな結婚方法と言えるでしょう。

流れとしては、司会者挨拶(立会人代表)、誓いのことば(二人で文章を考える)、婚姻届なまはヌプシャルシート(結婚証明書)を署名、指輪の交換、乾杯、司会者が閉会宣言し終了となります。

ヌプシャルシートは、結婚式場など、人前結婚のプランを用意しているところでは簡単に手に入りますが、簡単に作成できるソフトを使った手作りのヌプシャルシートを用意するカップルもいます。

人前式はオリジナルの演出を盛り込んだ挙式ができるそうです。
例えば、新郎と新婦が両腕を絡めて乾杯する『クロスハンドで乾杯』・おめでたい席でよく行っている、樽酒を新郎新婦がたたいて開ける『鏡開き』、星に二人の名前を付けることで、米国議会図書館に永久に二人の名前が保存されるという『星に名前をつける』、結婚した二人と一緒に成長し続ける『結婚記念植樹』などなど。

キリスト教結婚式

キリスト教結婚式は、ウェディングドレスを着てバージンロードを歩くという、西洋挙式のポピュラーな結婚式です。
教会や結婚式場など、さまざまな場所で挙式をあげることができます。

キリスト教式には『カトリック』と『プロテスタント』の2種類あり、カトリックはローマが発祥の2000年の歴史を持つローマンカトリックの事で、とても戒律が厳しく再婚はほとんど認められていません。
プロテスタントは、16世紀の宗教革命でカトリックから分離し新教として信仰されています。
カトリックは『聖堂(みどう)』と呼ぶのに対し、プロテスタントは『礼拝堂』。『神父様』と呼ばれるカトリックに対し、『牧師先生』。バージンロードの色は、カトリックは『赤、緑』に対してプロテスタントは『白』と全く違います。
また、カトリックの場合、結婚講座(結婚の心構えなど)というものを受けなければならず、プロテスタントは教会によって受けなくても良いところもあるようです。

賛美歌を斉唱、聖書の朗読、神父様・牧師先生の祈祷、式辞、誓約、指輪の交換、祈祷、宣言、賛美歌(全員で合唱)、祝祷が終わると退場となります。

ちなみに、新郎を介添えする人を『アッシャー』、新婦を介添えする人を『ブライズメイド』、カゴを片手にして花をまく女の子を『フラワーガール』、結婚指輪を運ぶ男の子を『リングへアラー』といいます。

仏前結婚式

仏前結婚式とは、仏様の前で夫婦の誓いをたて契りを結ぶことです。
一般的には菩提寺や、同じ宗派である本山や別院で行いますが、結婚式場、自宅などの仏壇の前で僧侶を招き挙式する事も可能で、仏教徒でなくても挙式を挙げる事はできます。
挙式内容は宗派によって異なりますが、新郎新婦の焼香があり、三々九度(式杯・誓杯などという)など25~40分程度で終了。

ハワイにあるヒロ別院では、ウェディングプロジェクトとして、日本やアメリカ本土に向けて仏前結婚を呼びかけているそうです。
寺院の仏前結婚で詳細な料金設定・オプションなどの手配(ビデオ・アルバム作りなど)を行っているのは非常に珍しいとのこと。
仏教とは何か、結婚式の意義などの宗教カウンセリングを行って結婚式に望むというのが海外の仏前結婚式の特徴です。

仏前結婚式の衣装は、紋付羽織と白無垢が一般的ですが、タキシードでウェディングドレスの服装でも行う事ができる、エンゲージリングと一緒に数珠の交換がある。(宗派によって違う場合もありますので、必ずご確認ください。)

神前結婚

神前とは、神社や結婚式場・ホテルなどで行うのが一般的です。
三々九度の盃を交わし、神様の前で結婚を誓う形式。
花嫁は文金高島田に角隠し、または綿帽子。
文金高島田とは髪型のことで、島田髷という代表的な日本髪のひとつ、未婚女性が結うものとされている。
ばち形の髷が特徴であり、髷の根っこを高い位置に結った優美な形の事を言います。

角隠しとは、文金高島田を覆うようにしてかぶる、帯状の白い布の事で、白無垢や白打掛・引き振袖に使う事ができます。
角隠しの意味は、「怒りを象徴した角を隠すことで、しとやかな妻となり夫に従います」という意味と、嫉妬から鬼とならないようにするための【おまじない】という意味も込められているようです。

角隠しの由来は、鎌倉時代、高貴な女性が外出する際、頭の上から十二単で着る着物のひとつである、袿(うちぎ)のような、薄い衣をスッポリ被っていたものが起源といわれている説など、いくつかあるようです。

綿帽子とは、文金高島田の上にかぶる、真っ白な真綿を伸ばして作った袋状のもの。
「結婚式が終わるまで、夫以外の人に顔を見られないように隠す」という意味があるようです。
白無垢でしか使う事ができません。

オリジナル結婚式

結婚式には、神前・仏前・キリスト・人前など、さまざまな方法がありますが、近年はオリジナルの結婚式を挙げるカップルがとても増えているようです。
結婚式場という場所ではなく、二人にとって思い出のある場所や好きな場所で、全て自由にテーマを決めてセッティングできるのが受けているようです。

2003年、与論町茶花沖の水深18mの海底に、古代ギリシャ宮殿をイメージして作られた【海中宮殿】が完成、たまたまダイビングに訪れていた多くの人たちに祝福されて水中結婚式をあげたカップルや、広大な花畑のど真ん中にチャペルやバージンロードをセッティングした結婚式、衣装のままゲレンデを滑走して登場する雪の中での結婚式、高度3000mの飛行機から二人が飛び降り、愛を誓うスカイダイビング結婚式など、オリジナル結婚式に決まりはありません。

あなた自身が発案・プロデュースするのが一番かもしれませんが、お友達がセッティングするというのも楽しいですよね。

また、結婚式場には、さまざまな個性豊かなプランがあるようです。
一生に一度の結婚式ですから、あなたも忘れられない結婚式にチャレンジしてみませんか?